
つどいは18時開始。
地元の農家さん、畜産家の方がたの切実なお話を聞きました。後継ぎがいるのに、先行きの保証が何もない!それでも継いでくれとはとても言えない!!
老朽化した建物を直したいが、この先収益が上がっていくのだろうか?まったく先が見えない、そんな差し迫ったお話を聞き、身につまされました。
農林関係専門の 紙とも子さんに期待するところが多いお二人の訴えがありました。


紙さんのお話は、とても丁寧でわかりやすくご自分の歴史、議員としての歴史を交えながら日本の食糧事情の課題を明確にしてくださいました。
食は人を作る、、、その言葉が印象に残りました。
会場は満杯の聴衆であふれんばかりでした。その中から出た質問や意見も大変勉強になり、頷けました。
〇自給自足ができない日本になってしまっている、これは大問題だと
〇戦争の準備など全く必要ない、日本の国民のことを政府は考えるべきだと
北海道では、マイペース酪農というのを進めている酪農家が増えていて100頭の乳牛を飼育できる規模でも、70頭ぐらいで飼育を抑える、そして余力を付け空いた時間でチーズを作ったり家族がゆったりと仕事ができるようにする、その方が実際に収益は上がるのだそうです。
また、紙さんの亡くなられたご主人が、時の政府の拷問で亡くなった小林多喜二のお母さんに積極的にかかわり、入党を進めたお話には涙が出てきました。
今、共産党へのバッシングがマスコミや他の政党等々からもすごい勢いでされています。そのことも話されていました。
過去の戦争が始まる前、やはり同じように共産党へのバッシングがあった、政府は歴史から学び直ちに戦争の準備をやめ、今の物価高騰で苦しむ国民のために税金を使うべきだと。
唯一、戦争反対を真っ向から訴えている日本共産党を大きくしていくことが、私たち国民の生活を守ることだと強く感じました。